【SUPER GT 2024】最年長・最年少優勝まとめ|GT500/GT300で“最もベテラン”と“最も若い”勝者は誰?

2024年のSUPER GTは、GT500クラスでは、坪井翔/山下健太(au TOM’S GR Supra)が連覇しました。 
一方でレース単位で見ると、勝った顔ぶれは「勢いのある20代」だけではなく、「経験で取り切る30代後半〜40代」も混ざってきます。

今回は、GT500とGT300の両クラスの、最年長優勝・最年少優勝をまとめながら、2024年シーズンを振り返ります。

GT500クラス(2024年)

最年長優勝は、関口雄飛!36歳9ヶ月

レース:2024年 第7戦 オートポリス
チームメイト:中山雄一(33歳2ヶ月)
車両:TOYOTA GR SUPRA
タイヤ:ブリヂストン
チーム:SARD

“円熟の勝ち切り”が出た一戦。36歳はGT500でも十分ベテラン側

若さと勢いのある関口雄飛も、気づけばもう36歳で、GT500の中でもベテランの域に差し掛かる中での優勝。
さらにチームメイトは中山雄一(33歳)で、若手コンビではなく“経験値で獲った”色が濃い布陣。


最年少優勝は、ジュリアーノ・アレジ!24歳8ヶ月

レース:2024年 第3戦 鈴鹿サーキット
チームメイト:笹原右京(28歳1ヶ月)
車両:TOYOTA GR SUPRA
タイヤ:ブリヂストン
チーム:TOM’S

24歳で勝つ=“速さ”に加えて、勝ち方の完成度が必要

ジュリアーノ・アレジの24歳8ヶ月は、2024年GT500の中で最年少の優勝。アレジは、父は元F1ドライバーのジャン・アレジ、母は女優の後藤久美子という出自でも有名。“親が有名”だけでは勝てないのがGT500の一方、アレジは、欧州の育成→日本のトップカテゴリで経験を積み、24歳での優勝につながった。
笹原右京(28歳)との異色コンビで、若さだけに振り切らず、チームとして勝ち切る運用ができていた点も評価ポイントです。

GT300クラス(2024年)

最年長優勝は、小暮卓史!44歳4ヶ月

レース:2024年 第5戦 鈴鹿サーキット
チームメイト:元嶋佑弥(33歳7ヶ月)
車両:Lamborghini HURACAN
タイヤ:ヨコハマ
チーム:JLOC

GT300は“経験が武器になる条件”が揃いやすい。44歳で勝てるのが、その証拠

GT300は車両もチームも多様で、レース展開も荒れやすいぶん、速さだけでなく「無駄なミス、ロスをしない」「荒れた局面でも順位を守る」力が効きます。
44歳で勝てるのは、経験値がそのまま強みに転換されている証拠。元嶋佑弥(33歳)とのコンビも、若手頼みではなく“完成度”で勝ち切るタイプで、2024年GT300の象徴的な勝利です。チャンピオン獲得も伊達ではありません。


最年少優勝は、平良響!23歳9ヶ月

レース:2024年 第1戦 岡山国際サーキット
チームメイト:堤優威(28歳7ヶ月)
車両:TOYOTA 86
タイヤ:ブリヂストン
チーム:muta

23歳で勝つのは簡単じゃない。GT300は“勝ち切る運用”が揃って初めて成立する

2024年GT300の最年少優勝は、平良響・23歳。沖縄県出身で、カートから積み上げてきたタイプ。FIA-F4参戦時は、シリーズ10連勝を含む圧倒的成績でチャンピオン獲得という、実力が数字で分かる経歴の持ち主。開幕戦優勝で、一気にチャンピオンに突き進むかとも思われたが、そう甘くないのがSUPER GT。

堤優威(28歳)とのコンビは、年齢差は大きくないものの“安定して勝ち切る形”を作れているのがポイントです。